薬物療法
骨粗しょう症の治療の中心は主に薬物治療で、運動療法と食事療法と並行して行っていきます。飲み薬や注射薬などのタイプがあり、それぞれ服用(投与)する間隔が異なります。患者さまの年齢や骨粗しょう症の原因、既往症やライフスタイルなどを考慮し、できる限り治療を続けられることを重視して処方する薬を選択します。
運動療法
骨は負荷がかかることで強くなる性質があるため、運動によって骨密度を上げられる可能性があります。また、運動療法は筋力やバランス感覚の維持・向上にもつながり、骨折の直接的な原因となる転倒の予防にもなります。当院でリハビリテーションを行うことで、骨粗鬆症の治療となる安全な運動を行うことができます。
食事療法
骨粗しょう症の予防や治療において、まずは体重や筋肉を維持するために適切なエネルギーやたんぱく質、その他さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが重要です。さらに、骨の主な構成成分であるカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、カルシウムが骨に沈着するのを促進するビタミンKは、積極的に摂取したい栄養素です。
ロコトレ
ロコモティブシンドロームへのアプローチに特化したトレーニングを行います。
症状の進行度合いに合わせてトレーニングを行いますので、ご安心ください。