朝の第一歩が辛い…それ、足底筋膜炎かもしれません!|天白かんだ整形外科クリニック|名古屋市天白区の整形外科

〒468-0031 愛知県名古屋市天白区高宮町1304

ブログ BLOG

朝の第一歩が辛い…それ、足底筋膜炎かもしれません!

遅くなりましたが、、、皆様、明けましておめでとうございます。

さて年始1回目のブログ更新となります。今回は『足底筋膜炎』について。

「朝起きた瞬間、かかとや足の裏に激痛が走る…」 「歩いているうちに足の裏が痛くなってくる…」

このような症状に悩まされていませんか? それは「足底筋膜炎」のサインかもしれません。

足の裏の
筋膜が悲鳴を上げている!? 足底筋膜炎とは?

足の裏には、かかとから足の指の付け根にかけて、足裏のアーチを支える「足底筋膜」という強い膜があります。
この足底筋膜に、繰り返し体重がかかることで炎症が起こり、痛みを引き起こすのが 足底筋膜炎 です。

こんな人は要注意! 足底筋膜炎の原因をチェック!
足底筋膜炎はスポーツをする人に限らず、以下のような場合にも発症リスクが高まります。

  • 立ち仕事: 長時間立ち続ける仕事をしている人
  • 扁平足: 土踏まずが低く、足底筋膜に負担がかかりやすい
  • ハイヒールをよく履く: 足底筋膜が緊張した状態が続く
  • 運動不足: 足底筋膜やふくらはぎの筋肉が硬くなりやすい
  • 走る運動をしている人:かかとへの負荷が増えています
  • 肥満: 足底筋膜への負担が大きくなる
  • 加齢: 足底筋膜の柔軟性が低下しやすくなる

足底筋膜炎になるとどうなるの?代表的な症状

  • 起床時の痛み: 朝起きた時や、しばらく休んだ後に立ち上がろうとした時に、かかとや足の裏に強い痛みを感じます。これは、睡眠中に足底筋膜が縮んでしまい、動き始めに強い力がかかるためです。
  • 歩行時・運動時の痛み: 歩行開始時や、長く歩いた時。運動時に痛みが強くなります。
  • 足底を押すと痛む: かかとや土踏まずを押すと、痛みを感じます。特に症状が強い方は、結構な強い痛みです・・・。

自分でできる!足底筋膜炎の治し方

  • 安静: まずは、痛みが出るような運動や、長時間の立ち仕事を避け、足を休ませることが大切です。
  • ストレッチ: ふくらはぎの筋肉をストレッチすることで、緊張を和らげます。
  • 市販薬: 痛みが強い場合は、鎮痛消炎剤などの市販薬を服用することも有効です。
痛みが続く場合や、改善が見られない場合は、整形外科を受診しましょう。医師は、症状や状態に合わせて、消炎鎮痛剤の処方、ステロイド注射、装具療法などを行います。

足底筋膜炎を治療・予防するために

  • ストレッチ: 運動前後のストレッチはもちろん、日頃からこまめに行うことが大切です。
  • 適切な靴選び: かかとの低い靴や、足底筋膜をサポートするインソールの入った靴を選びましょう。
  • 走り方・歩き方の確認:リハビリで歩き方や走り方などを確認し、負担を減らす方法を提案しております。
  • 体重コントロール: 肥満は足底筋膜炎のリスクを高めるため、適切な体重を維持しましょう。
  • インソール:インソール(靴の中敷き)を使用することで、かかとにかかる負担を減らすことができます。(当院でオーダーメイドのインソールや靴の中敷きに貼り付けるパッドを処方しております。)

足底筋膜炎は、日常生活に支障をきたすつらい症状を引き起こします。日頃から予防を心がけ、足の痛みを感じたら、早めに適切な対策を取りましょう。

天白かんだ整形外科クリニック
日本整形外科学会 専門医
院長 神田 佳洋






↓↓↓お電話はこちら↓↓↓ 
052-838-7211

↓↓↓便利なWEB予約もどうぞ↓↓↓
 
↓↓↓クリニックのイベント、日々のつれづれなることを投稿しております↓↓↓